今回は、私たちが中古戸建て探しで経験した、不動産購入の一般的な流れについてお話ししたいと思います。
私たちはインターネットで物件を見つけて内覧を希望したため、最初に不動産会社へ行って「希望条件」や「資金計画」を相談するというステップを省略してしまいました。このことが、前回のブログでお話ししたように、購入申し込みでドギマギする原因となりました。
これからお話しする流れは、私たちが経験したことや、不動産会社から教えていただいた情報をもとに作成した、一般的な不動産購入のステップです。
因みに前回のブログの内容はこちらです。
1. 不動産会社へ相談
希望条件や資金計画を相談する
まずは、自分の住みたい家の条件(広さ、間取り、エリアなど)や、自己資金・住宅ローンの希望額を相談します。この段階で、できるだけ具体的にイメージを伝えることが大切です。

2. 物件の選定
内覧物件を絞り込む
相談内容をもとに、不動産会社が条件に合った物件を選んでくれます。不動産会社の方いわく、内覧は5〜10件程度がおすすめだそうです。それ以上見てしまうと、どの物件が良かったのか分からなくなってしまうからとのことでした。
3. 物件の内覧
実際に物件を見て、雰囲気を確かめる
写真や情報だけではわからない、物件の雰囲気や日当たり、周辺環境などを自分の目で確認します。

4. インスペクションの実施
建物の状態を専門家にチェックしてもらう
希望すれば、ホームインスペクション(住宅診断)を申し込むことができます。インスペクションでは、建物の劣化状態や欠陥の有無を専門家がチェックしてくれます。
【注意点】
- インスペクションは、買主側が行うのが一般的です。
売主側が率先して行うことはほとんどないとのことでした。 - 費用は買主負担で、50,000円からかかります。

5. 購入申込
気に入った物件に購入の意思表示をする
内覧して気に入った物件が見つかったら、不動産購入申込書に希望価格などを記入し、正式に購入の意思を伝えます。

6. 住宅ローンの事前審査
融資が可能か銀行に確認する
事前審査に必要な書類を不動産会社へ提出し、金融機関に審査をしてもらいます。
自分で見つけた金融機関で事前に審査を行うことも可能です。
【注意点】
- 不動産会社を通すと手数料(今回は税込55,000円)がかかる場合があります。
- 審査期間は、不動産会社を通すと1〜3日、自分で申込むと1〜7日程度かかるとのことでした。
7. 住宅ローン事前承認
審査結果を受け取る
この結果で、実際にいくらまで借りられるかがわかります。
8. 重要事項説明・不動産売買契約
重要事項の説明を受け、契約を結ぶ
売買契約を結びます。ここでは、売買金額の5〜10%程度の手付金を現金で支払うのが一般的です。
9. 住宅ローン本申込
正式なローン審査を申し込む
売買契約書などの書類を銀行へ提出し、正式なローン審査を申し込みます。
10. 住宅ローン本承認・契約
融資が確定する
住宅ローンの本審査が通れば、銀行と金銭消費貸借契約を結びます。
【注意点】
- 居住用として不動産を購入する場合、事前に住民票をその不動産の住所に移しておく必要があります。

11. 決済・物件引き渡し
代金を支払い、鍵を受け取る
住宅ローンが実行され、売主様へ代金を支払い、鍵の受け渡しが行われます。

12. 引越・リフォーム
新しい生活を始める
引越しをして居住開始です。リフォームが必要な場合は、物件の引き渡しが完了してから着工となります。
今回のブログで、中古物件購入の流れを少しでもイメージしていただけたら嬉しいです。
私たちの経験が、これから家を探す方にとって、少しでも役立つ情報になれば幸いです。
それでは、今日はここまで🌸
明日も良い一日でありますように🌈